傷ついたモンシロチョウ

秋も終わりに近づく頃には、傷ついた翅の蝶を見る事も少なくない。
このモンシロチョウもそうで、傷ついた翅で力無く飛んでいた。
もうまもなく終の時を迎えるのだろう。それでも、安息の地を求めるかのように飛んでいた。








撮影：2021年10月28日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

蝶に限らず生き物を見ていると、「百花春至為誰開」という禅語が過る。
そこに無心を体感するのだ。

コメント 6

可哀そうにな。
馭者座をお調べいただき、ありがとうございました。
by 八犬伝 (2023-02-24 21:15) 

八犬伝さんこんばんは。
飛べなくなった時が終の時なんだろうなあって思いながら、その様子を追っていました。うちの庭で一休みして、もっといい場所を探しにまたふらふらと飛んでいきました。
どういたしまして。私も勉強になりました(^^)
by 風神 (2023-02-24 21:30) 

生きとし生けるものには必ず最期が訪れるのですね。
お庭でひとやすみして、再び飛来したところに逞しさを感じます。
by queso (2023-02-25 17:01) 

quesoさんこんにちは。
自然の摂理、無常ですね。
うちの庭が終の場所かもと思いましたが、渾身の力で飛んだ気がします。
力尽きるまで、無心ですね。
by 風神 (2023-02-25 17:41) 

キャベツ畑ではモンシロチョウは害虫です。
by 静謐な一日 (2023-03-09 10:30) 

静謐な一日さんこんにちは。
幼虫の食料ですもんね。
アブラナ科植物の中でも、キャベツを最も好むんだそうですね。
by 風神 (2023-03-09 15:18)