金星と三日月

宵の口、西の空に金星が明るく美しい。
金星と三日月が接近する写真を集めてみた。思いの外少なかった。
薄暮に三日月は、よく似合って美しいと思う。そこに金星があれば、尚更だ。




撮影：2018年4月18日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V


撮影：2018年6月16日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V


撮影：2023年4月22日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

[ 薄暮は三日月。金星のころはさらなり、至極色に明るさきそいてをかし。また、薄雲かかるもをかし。]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　枕草子ふうに by 砂野透見(風神のペンネーム)

十二夜月

旧暦十二日の月。

1000ｍｍ

1500ｍｍ

2000ｍｍ

3000ｍｍ

撮影：2022年3月14日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

夕刻の月も好きだ。まだ青が残る空に、白い月も美しい。

稲妻

怖いものがひとつある。雷だ。これだけは身がすくむ。情けないほどに。
子供の頃、おふくろは雷が鳴ると、避難していろと蚊帳を吊ってくれた。
蚊帳の中で、教えてくれた呪文「クワバラクワバラ」を一心に唱えて、過ぎるのをひたすら願った。
そんなとてつもなく怖い雷だが、稲妻を撮ってみたい衝動に駆られた事があった。
撮るのはなかなか難しくて、外でそう長居するのは怖くて、何とかこの一枚撮れた所で家に入った。


撮影：2018年6月30日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V

竦みながら、震えながら、勇気を振り絞って撮った一枚だ。もう二度と稲妻を撮りたいとは思わない。
やがて梅雨明けだ。また怖い時がやって来る。

ハクセキレイ

先日、ハクセキレイの幼鳥をブログで見せてもらった。
何でも、無事に育ったのは一羽のみのようで、切なくも厳しい自然の現実を思い知った気持ちだった。
そういえば、前にはよく見たなと思い出し探してみた。いい写真が一つも無かった。


撮影：2014年ー月ー日
カメラ：FUJIFILM FINEPIX S4500



撮影：2015年ー月ー日
カメラ：FUJIFILM FINEPIX S4500

2013年から2017年まで、よく懐いた番が居て、毎年十一月になると庭に来て春まで居た。
後から考えると、どうも犬のおやつのおこぼれが目当てだったみたいだ。
最後の年は、目の前でよくジャンプを見せてくれた。



撮影：2017年2月9日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V

今年積雪のあった日に




撮影：2023年1月25日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

世代も交代しているんだろうが、今も秋になるとやって来て、春になると帰って行く。
あの番のようには懐かないが、決まって天気の悪い日には来る。

シジュウカラ

五月,六月は雛の巣立ち時期で、シジュウカラの雛もブログで見せてもらった。可愛かったなあ。
写真は、鴨の撮影をしていた時、「ダーウィンが来た！」で知った啼声につられて撮ったもの。
「ヂヂヂヂ」は「集まれ」だと紹介していたが、二日ともこの子独りだったけどなあ。






撮影：2023年1月18日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000




撮影：2023年1月21日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

上へ下へ更に横へと大忙しで飛び回るので、撮り辛かったなあ。

ケリ

五月に、初めてケリの雛をブログで見せてもらった。その可愛い姿に、見てみたくなる。
近所の田んぼで営巣しているが、まだ見た事が無い。
その後、六月二日の豪雨の所為か、雛を見つけられなかったと書かれていた。
どこかに避難して、どうか無事である事を祈る次第です。










撮影：2018年3月10日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V

けたたましい声で、トビやカラスにスクランブルをかけているのを見かける。それを見ると近寄り難い。
夜中でも啼声を聞く。何にスクランブルをかけているんだろう。

キジ

家から2.0kmほど離れた線路脇に、キジが居るという。
何度も聞いてはいたのだが、見た事が無かった。
この時、他の鳥の撮影に来ていたのだが、漸く見る事ができた。










撮影：2021年5月29日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

木陰に入ってしまい、思いのほか暗く、明るさを調整したが上手く撮れなかった。
近所だし側をよく通るが、これ以来見ない。

フリージア

今年も花壇で、フリージアは綺麗に咲いた。
この可憐な花が咲くと、松田聖子さんが歌っていたのを思い出す。それでこの花を知ったのだった。


撮影：2022年4月1日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000


撮影：2022年4月3日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V






撮影：2023年4月6日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

まだ咲ききらない、蕾のある状態が大好きだ。

サトキマダラヒカゲ

この蝶を撮っている日が、四月二十日前後なんだなと気づいた。
毎年見るわけではなく、しかもこれらの日付以外の写真が無いんだなと。
撮っている場所は同じなんだが、限られた日しか出会っていない事になるな。


撮影：2017年4月19日
カメラ：SONY Cyber-shot DSC-HX60V




撮影：2021年4月20日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000




撮影：2023年4月21日
カメラ：Nikon COOLPIX P1000

この蝶を調べていて、よく似たのにヤマキマダラヒカゲというのが居るのを知った。まだ見た事は無い。
随分図鑑とにらめっこしたり、グーグルレンズに尋ねたりしたので、サトの方で間違い無いと思う。

死兆星

過日、北斗七星を撮った時、ふと[北斗の拳]を思い出していた。
北斗七星に寄り添う星で、死兆星というのが在って、これを見た者には死が訪れるという設定だった。
はたして本当に存在して、写っているのだろうかと。.....写っていた。




撮影：2023年4月29日
カメラ：RICOH PENTAX K-S1

Wikipediaによると、固有名はアルコル。
そして、見え方と死に関しては、[北斗の拳]とは逆の説明がされていた。